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 日本一のブドウ郷、山梨県甲州市勝沼町で、春本番を告げるブドウの樹液の落下が始まった。剪定(せんてい)した枝の切り口から一滴ずつぽたり、ぽたり。地元の専業農家、内田克己さん(57)によると、最高気温が18度以上を記録するようになった3月下旬にピークを迎えた。「農作業が忙しくなる合図です」

 農家は、枝に発芽促進剤を散布したり、棚の針金に枝を固定したり、製材のチップかすを畑に敷いたりする作業に追われている。ブドウは今月中旬に発芽し、枝をぐんぐん伸ばす見込みだ。

 菱山地区の有限会社「菱山中央醸造」(三森斉社長)は、地元農家約30軒の共同ワイン醸造所。農作業が忙しくなる前の3月23日にはワインの瓶詰め作業があった。秋に甲州ブドウを仕込んでいた。

 瓶詰めやコルクの栓打ち、運搬…

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