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 岐阜県警科学捜査研究所の研究員、森川嘉文さん(29)が、やせ薬や危険ドラッグの毒性や、副作用が起こるメカニズムの一端を解明した。研究成果が認められ、3月、岐阜市立岐阜薬科大学から博士(薬学)の学位を授与された。

 森川さんは2014年4月に科捜研に入所。以来、覚醒剤など薬物の鑑定業務の合間を縫い、岐阜薬科大学で、やせ薬や危険ドラッグがどのようなメカニズムで副作用を引き起こすかを研究してきた。「ただ危険だというだけでなく、どのように体に悪影響を及ぼすかを伝えることが大事」と意義を語る。

 これまで、やせ薬に含まれるシブトラミンは心筋梗塞(こうそく)や脳卒中のリスクを高め、危険ドラッグの一種である合成カチノンは妄想を引き起こすなどの副作用が、アメリカなどで報告されていた。ただ、発症のメカニズムはわかっていなかった。

 森川さんはシブトラミンや合成…

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