平成に代わる新しい元号について、政府は4月1日の決定直後に安倍晋三首相から天皇陛下に直接報告する方向で調整に入った。新天皇即位を控えた皇太子さまにも面会して伝えることを検討。首相からの直接報告を求める保守派の主張に配慮したとみられる。

 複数の政府関係者が明らかにした。4月1日に臨時閣議で新元号を決定した後、首相が皇居に出向いて天皇陛下に一対一で面会する「内奏」で伝える方向だ。前回は元号が「平成」と発表された当日の首相による報告はなく、新天皇の即位後初めての内奏は6日後だった。

 1979年に制定された元号法では、元号は内閣が政令で定めるとしており、天皇の事前許可を求めれば天皇の国政関与を禁じた憲法に反する。だが、日本会議や神道政治連盟などの保守派には元号法の制定当初から「元号は首相が天皇に内奏し、ご聴許(ちょうきょ、許可)を得た上で閣議決定すべきだ」という考え方が根強い。

 そこで、事後に首相が直接伝え…

この記事は有料会員記事です。残り288文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り288文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り288文字有料会員になると続きをお読みいただけます。