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 オリオンビール(沖縄県浦添市)への株式公開買い付け(TOB)を実施していた野村ホールディングスと米系投資ファンドのカーライルは23日、TOBが成立したと発表した。22日までに、両社が共同出資する会社に対して、すでに買い取った株式を含め発行済み株式の約92%の応募があった。

 残りの株式についても共同出資会社が買い取って完全子会社化。その後、現在の筆頭株主のアサヒビールとオリオンの嘉手苅義男会長が新たに出資する。嘉手苅会長は引き続き経営に携わる予定だ。

 オリオンビールは1957年に設立された非上場企業。本土のビール大手などとの激しい競争に加え、チューハイなどほかの酒類への対応が遅れ、県内でのシェアが下がっていた。野村やカーライルの支援を生かして収益力の拡大やブランド強化を図る。(新宅あゆみ)