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 フィギュアスケートの世界選手権のエキシビションが24日、さいたまスーパーアリーナであり、女子総合5位の坂本花織(シスメックス)と6位の宮原知子(関大)も会場をわかせた。

 坂本は黒の衣装で登場。2回転半―3回転の連続ジャンプを決め、小刻みなステップなどを披露した。

 今季は全日本女王になり、グランプリ(GP)ファイナルにも出場した。ただ、主要な国際大会では表彰台に届かず、来季は3回転半(トリプルアクセル)ジャンプ習得に挑戦することを明言。現在も練習中だといい、「回りっぱなしの状態で降り方が分からない。バン、バーンって勢いよくこけちゃう」。指導する中野園子コーチは来季中にプログラムに入れることを強く勧めていて、坂本は「やる気は結構あるんで、先生(中野コーチ)の言う通り、来季中に跳べるようにしていきたい」と語った。

 20歳の宮原は、シルク・ドゥ・ソレイユの「キュリオス」に乗せて演技を披露した。淡い水色のショールを手に登場。前半はゆったりとしたピアノの音に合わせて優雅に舞い、曲調がアップテンポに変わる中盤以降は一転して軽快に滑った。

 今季は「チャレンジ」をテーマに掲げ、ジャンプを一から作り直したシーズンだった。「ジャンプを変えたので、少し安定性がなくなった。今まで以上に崩れやすいことがまだある」。それでも、「ジャンプの回転不足は少なくなってきたので、それは良かったのかな」。試行錯誤はまだ道半ばでも、理想型に確実に近づいている実感がある。

 今大会は、ショートプログラム(SP)で8位と出遅れ、フリーは6位。「できたなって思うところもあるし、もうちょっとしっかりやりたかったなっていう気持ちも」。昨年の銅メダルに続く、2大会連続の表彰台には届かなかったが、感触は決して悪くない。「フリーでは、やろうと思ったことは何とかできた部分もあった。(今季の)良い締めくくりになった」と語った。

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