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 平成を彩ったテーマパークといえば、東京ディズニーリゾート(TDR)。不況にも負けず、ゲストの心をつかみ続けた秘密はどこにあったのでしょうか。次の時代はどんなパークに進化させようとしているのでしょうか。運営するオリエンタルランドの上西京一郎社長(61)に聞きました。

オリエンタルランド・上西京一郎社長

 ――東京ディズニーリゾート(TDR)は平成とともに発展しました。

 「東京ディズニーランド(TDL)は昭和の終わり近くの1983年に開園しました。2001年には東京ディズニーシー(TDS)もオープンし、当初は年1千万人だった来園者数が、17年度には3倍の3千万人を超えています。平成は事業が大きく羽ばたいた時代でした」

中央大を卒業後、東京ディズニーランドの開園を3年後に控えた1980年にオリエンタルランドに入社。東京ディズニーリゾートの成長とともに会社員人生を歩んだ。総務部長や経営戦略本部長などを経て、2009年に社長兼最高執行責任者(COO)に就任。

 「80年に入社したとき、世間では『TDLの事業は失敗して、住宅地に再開発される』との予想が少なくありませんでした。ここまで成長するとは、夢にも思っていませんでした」

 ――バブル崩壊はレジャー施設に逆風でしたが、なぜ成長できたのでしょう。

 「ディズニーのコンテンツの魅力の高さに加えて、お客様に非日常的な空間を味わって頂けるよう、心を込めてキャスト(従業員)が接してきたことが評価されたと思います」

 「TDRの近くでは、88年にJR京葉線の舞浜駅が開業し、01年に首都高速湾岸線の舞浜インターチェンジができました。平成の間に全国で進んだインフラの整備も、我々を後押ししてくれました」

 ――当初3900円だった1日券の価格は、今は7400円。それでも人気は続いています。

 「人間は同じものだといずれ飽きてしまいます。ゲストがいつ来ても新鮮味を感じられるよう、87年にはビッグサンダー・マウンテン、89年にはスター・ツアーズ、92年にはスプラッシュ・マウンテンを新設しました。開園当初は1千億円にのぼる借金がありましたが、将来に向けた投資を続けました」

 「当初はクリスマスぐらいだった季節のイベントは、ハロウィーン、イースターなどほぼ一年中開催するようにしました。値上げはしましたが、価値向上に見合った価格と思って頂けていると思います」

 ――不況の影響は。

 「我々の経営は、幸い景気の波…

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