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(24日、プロ野球オープン戦、広島6―6ソフトバンク)

 3万人を超える観客が集まったマツダスタジアムに緊張が走った。七回2死満塁、ソフトバンクのドラフト1位新人甲斐野(東洋大)の149キロの球が広島・会沢の顔面付近を襲った。会沢はその場に倒れ込んだが、顔を押さえて立ち上がった。歩いてベンチに引き揚げる際には、マウンドの方向へ片手を上げ、甲斐野を気遣うしぐさを見せた。甲斐野は「本当に申し訳ないです。力んでしまった」と反省しきりだった。

 試合直後、広島の高ヘッドコーチは「ほおに当たったんじゃないかな。フェースガードをしていたからよかった。あれ、必要だね」。会沢は「病院には行っていない。フェースガードに当たったから大丈夫」。 昨季からプロ野球界で広がりを見せている、フェースガード付きのヘルメットが威力を発揮した。