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 ファミリーマートが5月14日、一口サイズのフライドチキン「ポケチキ」を売り出す。骨なしフライドチキン「ファミチキ」に並ぶ看板商品にしたい考えだが、ライバルのローソンのロングセラー「からあげクン」との競合は必至で、客の奪い合いが激しくなりそうだ。

 「ファミチキ」が鶏もも肉を使い、主にがっつり食べる人をターゲットとしているのに対し、「ポケチキ」はスマートフォンを持ちながらでも食べやすいように一口サイズにした。健康志向を意識して脂身の少ない鶏むね肉を使い、何枚か重ねることで食べ応えを出したという。税込み200円。ファミチキは2006年発売で税込み180円。累計販売数は公表していない。

 ローソンの「からあげクン」も、鶏むね肉を使った一口サイズだ。製法は企業秘密だが、冷めてもかたくならないようにしているのが特徴という。1986年発売で、累計販売個数は30億食を超す。レギュラーは税込み216円。

 ライバルの人気商品に挑む形のファミマだが、先月19日の「ポケチキ」などの商品発表会では勇み足があった。「からあげクン」との違いを問う記者の質問に、「他社はミンチを成形している」と答えた。

 ローソンは即座に報道各社に書面を出し、「ファミリーマートさんが何故(なぜ)このような回答をされたのかはわかりませんが、ローソンのからあげクンは決してミンチ肉ではありません」と反論した。ローソンによると、ファミマ広報にも電話で事実関係を問い合わせたところ、「認識不足があり、大変ご迷惑をおかけした」と謝罪したという。(佐藤亜季)