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 名古屋鉄道は25日、名鉄名古屋駅に2本ある線路を4本に増やすと発表した。2027年完成を目標に計画が進む駅再開発の一環。いまは、上下1本ずつの線路にさまざまな行き先の電車が数分刻みで行き来し、乗り換えも複雑。ときに「迷駅(めいえき)」と揶揄(やゆ)される状況を改善する。

 25日に開いた記者会見で安藤隆司社長が表明した。同駅には、三つのホームに挟まれるかたちで2本の線路がある。今回の再開発で駅の面積をいまの2倍強に増やし、それに伴い線路の数も2倍にする。具体的な駅やホームの構造は、今後詰めるという。

 名鉄名古屋駅は「1日に約30万人が利用する名鉄で最大の駅」(安藤社長)だが、2本の線路に5方面の電車が次々と発着するため同じホームなのにまったく異なる行き先に行く場合も多い。観光で訪れた訪日外国人やビジネスで初めて名古屋に来た「初心者」には分かりづらい構造だ。

 安藤社長は25日の会見で「方面別のホームも考えられる。駅全体の面積が増えるので混雑も解消できる。分かりやすい名古屋駅にしたい」と話した。中部空港行き専用ホームを設けるかどうかも検討中という。(友田雄大)