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 2020年東京五輪・パラリンピックの選手村(東京都中央区晴海5丁目)の宿泊棟で使う全てのエアコン(1万5千台)について、大会後に東日本大震災の被災地の福祉施設や学校など、全国各地の施設に無償で譲り渡し、再利用してもらう方針を大会組織委員会が固めた。

 組織委はエアコンを発注する際、入札業者に「大会後に再利用先を見つけ、譲り渡す」ということを条件にした。落札業者は大会後、どこに譲ったかを組織委に報告する。

 夏季五輪としては初めて本格的に「SDGs(国連の持続可能な開発目標)五輪」をめざす大会組織委は、調達するのべ1万点以上の物品について、「再使用・再生利用率が99%」という目標を掲げている。選手村で使うベッドなどの備品についても、再利用しやすい段ボールなどの素材を使うことも検討している。(前田大輔)