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 勤務医の残業規制の枠組みを月内にまとめるのを控え、厚生労働省は残業が月100時間以上の勤務医に、医師による面接指導を法律で義務づける方針を決めた。必要に応じて勤務制限などの「ドクターストップ」をかける。残業の罰則つき上限が適用される2024年度から導入する。

 厚労省の検討会が28日にとりまとめる医師の働き方改革の報告書に盛り込む。勤務医の残業の上限は年960時間とし、地域医療を守るためにやむを得ない場合などは、特例で年1860時間。月あたりの上限は100時間未満だが、例外的に超えることを認め、面接指導を要件の一つにする。

 脳・心臓疾患の労災認定基準は、残業がおおむね1カ月100時間または複数月で平均80時間超。労働安全衛生法は月100時間を超えた労働者で疲労の蓄積を申し出れば、面接指導の対象とする。4月からは対象が月80時間超になる。

 一方、勤務医では月100時間を超える全員に義務づける。あらかじめ睡眠と疲労の状況を客観的に確認し、基本的に100時間を超える前に面接指導する仕組みにする。健康状態に応じ、当直や連続勤務の禁止・制限、休暇の取得などの対応をとる。

 適正な労働時間の管理が今回の…

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