拡大する写真・図版 これまでに作ったポスターの前に立つ御園生泰明さん(右)と上司の月村寛之さん=2019年3月26日、東京都中央区の国立がん研究センター中央病院、小玉重隆撮影

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 「がん患者はかわいそう」「不幸」「暗い」――。一部に残るそんな偏見を変えようと、闘病経験者のいきいきした表情をポスターにするなどの活動を続ける有志のプロジェクトがある。肺腺がんを治療中の広告会社員が仲間と始めた。30日には「がんサバイバーの祭典」を掲げ、東京都内で無料の催しを開く。

 プロジェクトは「LAVENDER(ラベンダー) RING(リング)」。発起人の電通社員、御園生泰明(みそのうやすあき)さん(41)は2015年10月に肺腺がんと診断された。「妻と6歳の息子、2歳の娘の顔が浮かびました。自分はすぐ死ぬのかと落ち込んだが、違いました」

 上司の月村寛之さん(51)に「パフォーマンスは落ちるかもしれないですが、この仕事が好きだから働き続けたい」と相談すると、通院と両立できるように仕事を調整してくれた。また御園生さんの写真と「FIGHT TOGETHER(共に闘おう)」という言葉を印刷したステッカーを作り、パソコンに貼ったり周りに渡したりして、応援する雰囲気を社内で自然に広めてくれた。

 御園生さんは、上司・同僚や環…

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