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 2016年の米大統領選をめぐる「ロシア疑惑」で、米司法省がロシアとトランプ陣営の共謀を認定せず、トランプ大統領の司法妨害を「証拠不十分」と結論づけたことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は25日、「ロシアは他国の内政に介入しない」と改めて関与を否定した。

 タス通信などによると、ペスコフ氏は同日、マラー特別検察官がまとめた捜査報告書には「ロシアとトランプ陣営の共謀がないこと以外、新しいことはない」と話し、介入を否定するロシアの正当性を強調。マラー氏の捜査を「暗闇で、いもしない黒猫を探すようなものだ」と皮肉った。

 米国との関係改善については、「プーチン大統領は繰り返し、米国との良好な関係に関心を示している」と意欲を示しながら、「ボールはトランプ米大統領が持っている」と米国の歩み寄りを求めた。(モスクワ=石橋亮介)