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 トランプ米大統領は25日、ホワイトハウスで記者団に、マラー特別検察官がまとめた2016年の米大統領選に関する「ロシア疑惑」の捜査報告書に関し、野党・民主党などが全面開示を求めていることについて「まったく構わない」と述べた。捜査に協力した人々を念頭に「国家への反逆だ」と不満もぶちまけた。

 マラー氏の捜査報告書を受け取ったバー司法長官は24日、ロシアとトランプ陣営の共謀を認定せず、トランプ氏の司法妨害も「証拠不十分」と結論づけた。

 トランプ氏はマラー氏の捜査について聞かれると「終わってうれしい。もっと早く終わるべきだった」と主張。その上で「大勢が非常に悪意に満ちた行為をした。国家への反逆だ。議会にもウソをついた。彼らは調べられるだろう」と語り、捜査の過程で、自身に不利な発言をした者への報復を示唆した。

 一方、民主党は報告書の全面開示を求めているが、トランプ氏は「まったく構わない。ただ、決めるのはバー司法長官だ」とした。(ワシントン=土佐茂生)