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 大阪府は25日、同府藤井寺市の高齢者入居施設の入居者16人が感染性胃腸炎に集団感染した疑いがあり、うち90代女性と80代男性の2人が22日に死亡したと発表した。他の発症者は快方に向かっているという。

 府によると、16人は13~25日に嘔吐(おうと)や下痢の症状が出た。亡くなった2人のうち男性の死因が感染性腸炎であることが判明。藤井寺保健所が16人の検便検査をした結果、2人を含む5人からノロウイルスを検出したという。

 厚生労働省は社会福祉施設に対し、10人以上の感染症の集団発生が疑われる場合などは保健所に報告するよう通知を出している。だが、この施設は当初保健所に報告しておらず、死亡した入居者の搬送先の病院から連絡を受けた警察が、藤井寺保健所に伝えて発覚。保健所が口頭で注意したという。