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 佐賀大学の卒業式が26日、佐賀市日の出1丁目の市文化会館であり、各学部・研究科の代表者が宮崎耕治学長から学位記を受け取った。学部、大学院の卒業・修了者数は1617人で、それぞれの進路に踏み出す。

 宮崎学長は式辞で、佐賀出身の初代司法卿・江藤新平の功績に触れ、「社会の変化に合わせざるをえない中でも、信念は揺らぐことなく若き日の理想を追い求めた」と評価。「学んだことに矜持(きょうじ)を持ち、社会の変革に適応できる個性を発揮して」と激励した。

 地方公務員になるという経済学部の辻左介さん(22)は「できるのは人生最後だから」と髪を銀色に近い金に染め、友人と金銀の羽織はかまでそろえて出席した。ゼミの活動で、小城市のまち歩きについて「人生の先輩」という地元住民らと考えたことが印象に残っているという。今後については「まず仕事を覚えて、少しでもスキルアップしたい。髪は明日には真っ黒です」と笑った。(杉浦奈実)