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 国内鉄鋼首位の新日鉄住金が1日、「日本(にっぽん)製鉄」に社名を変えた。約500社あるグループ全体の売上高は約5兆7千億円、従業員数は9万3千人余を誇る製造業の「巨人」。業績は今のところ堅調だが、国内市場はいずれ縮む。手ごわいライバルがひしめく海外での収益力向上が今後の試金石となる。この日に合わせて副社長から社長に昇格した橋本英二氏(63)が報道陣の取材に応じ、意気込みを語った。主なやりとりは次の通り。

グローバルで打ち勝つ

 ――なぜ社名を変えたのですか?

 「(八幡製鉄や富士製鉄、住友金属工業といった)いろいろなDNAを引き継いでいる。これを消化したうえで、グローバル競争に打ち勝とう、『日本発祥の製鉄会社として世界で成長する』ということだ」

 ――日本製鉄の重点課題は何ですか。

 「『つくる力』と『売る力』だ。つくる力は、生産・操業・設備の安定化。売る力は、マージン(利ざや)をどう確保するかだ。マージンの高さで量をカバーできても、量でマージンの低さをカバーすることはできない。収益力の回復・強化がベースになる」

 「海外事業は、グローバルコンペティター(世界の競合他社)と比べても積極的に展開し、打つべき手は打っている。アジアの成長する市場をどう取り込んでいくかがポイントになる」

 「これから最も大きく伸びるのはインドだ。だが閉鎖的な市場で、インサイダーになる必要がある。そのため(経営再建中の)地場大手、エッサール・スチールの買収交渉を(世界首位の)アルセロール・ミッタルと共同で進めている。現地に一から製鉄所を造るよりも割安で、千載一遇のチャンスだ」

■中国メーカーとどう…

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