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 2億3千万円。2020年東京五輪・パラリンピック開催が決まった6年前、大会招致委員会からシンガポールのコンサルタント会社に支払われた額だ。この大金が開催都市決定の投票に絡む買収工作に使われた疑いがあるとして、招致委理事長だった竹田恒和・日本オリンピック委員会(JOC)会長が仏司法当局の捜査対象になっている。

 スポーツとカネをめぐる疑惑に接し、ある人の、ある言葉を思い出した。

 ラグビーの日本代表や早大を率いた名将、故・大西鉄之祐さん。スポーツの自主自立とアマチュアリズムを貫き、JOC委員も担った。晩年は早大高等学院ラグビー部の指導に情熱を注いだ。私も部員の一人だった。

 まだ世間を知らない高校生たちに、繰り返し、こう説いていた。

 「目の前に5億円を積まれても、本能的に拒否できる人間になれ。そのためにラグビーをやっとるんや」

 なぜ、5億円を拒むこととラグ…

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