杉本崇
2040年、月面でフルコースのディナーを――。宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは27日、将来の月面滞在で必要な食料生産システムの検討を始めると発表した。牛や鶏の細胞を人工培養した肉などを使ったメニューを想定している。
月面には水や氷が存在していると考えられ、各国は月探査構想を進めている。人間が月に長期滞在するには、食材を「地産地消」する必要があるため、JAXAは30の企業や大学と連携して、地球から持ち込んだ食材と、月面で出たごみや排泄(はいせつ)物を活用して効率よく食料を生産する仕組みを考えることにした。
月面で40年に入手できる食材を想定したメニューとして、藻類を使ったスープや、人工培養した肉を使ったステーキ、マグロと米の成分を使ってすしを模した料理など7品を試作した。
プロジェクト代表で、ベンチャ…
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