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 花街・祇園甲部の春の公演「都をどり」の看板が、京都市東山区の南座に掲げられている。京都造形芸術大(同市左京区)の学生16人が春休みを利用し、約2週間かけて完成させた。

 看板は幅10・3メートル、高さ1・5メートル。日本画家で同大学の山本太郎准教授が指導した。学生はアクリル絵の具を使い、ベニヤの板に祇園甲部の紋章に使われるつなぎ団子や舞妓(まいこ)のうなじを描き、舞台に向かう舞妓の凜(りん)としたたたずまいを表現した。芸術学部2年の柴田真衣さん(19)は「思った以上の迫力で、南座になじんでいた」と話す。

 取りつける際、舞妓としてデビューしたばかりの鈴乃(すずの)さん(16)と小純(こすみ)さん(16)が道行く人に「見にきとくれやす」とチラシを配り、67年ぶりの南座での公演をPRした。(佐藤秀男)