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 新幹線のぞみで2017年12月に台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題で、国の運輸安全委員会は28日、調査報告書を公表した。JR西日本の乗務員らが音や臭いなどの異常を認めながらも運行を継続したことについて、「列車の終着駅で点検することが恒常化していた」と指摘した。

 報告書によると、17年4月から問題発生までの間、JR西が運行する山陽新幹線で異音の申告が101件あったが、車両保守担当が列車に乗り込んで点検を行ったのは4件だった(4・0%)。JR東海は東海道新幹線で同じ期間に156件の異音申告があり、127件(81・4%)で車両保守担当が乗車して点検していた。

 また、乗務員と指令員との詳細なやり取りを示し、重大な異常がなく、過去の異常発生が少なかったことなどで「走行に支障がないだろう」との心理作用(正常性バイアス)があった可能性も認めた。

 問題発生後、JR西は車両に乗…

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