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 4月13日に開通する東北中央道の南陽高畠―山形上山インターチェンジ(IC)間の24・4キロを、東日本高速道路が27日、報道関係者向けに公開した。同区間には、南陽パーキングエリア(PA)や、かみのやま温泉ICのほか、最長3キロのトンネル七つがあり、標識やガードレールなどの最終整備が進んでいた。総事業費は約1300億円。

 上山市の堂満山(標高309メートル)では、東京ドーム1個分近い約110万立方メートルの土を切り出して4車線を敷設。その土は、かみのやま温泉ICなどの盛り土に使った。上山市の山形蔵王トンネル(944メートル)は国道13号やゴルフ場、酢川の下を通り、土が薄いため、鋼管や薬液を使う頑丈な工法で造ったという。トンネル出入り口付近の舗装は網状に凹凸をつけて凍結しにくくし、南陽市金沢地区では雪が入らないシェルターも造った。

 阿部重雄・山形工事事務所長は「山形、福島、仙台がつながり、山形―米沢間が20分短縮される効果は大きい。山形に来る人も増えていくのかなと思う」と話した。(上月英興)