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 弘前大学(青森県弘前市)は27日、2020年4月から公認心理師の養成をめざす「心理支援科学科」を医学部に、地域の課題解決に貢献する人材育成をめざす「地域共創科学研究科」を大学院修士課程にそれぞれ新設する組織再編計画を発表した。今月22日に文部科学省に設置を申請したという。

 公認心理師は昨年9月から試験が始まった心理職では初の国家資格。弘前大は「心の支援を必要とする人が急増する中、特に医療や教育の分野などで心理職が慢性的に不足している」ことから、公認心理師を養成する学科の新設を決めた。入学定員は10人を予定。資格取得には大学と大学院で計6年間の専門教育を受ける必要があるため、将来的には大学院での受け皿も用意する考えという。

 大学院に設置する地域共創科学研究科は、「地域社会の未来を切りひらくフロントランナーの育成」をうたう。社会学と工学の視点で「地域を守る」ことに力点を置く地域リノベーション専攻と、農学と経営学の視点で「地域から攻める」ことに力点を置く産業創成科学専攻があり、定員は各15人。県の地域課題に即したカリキュラムを組むとしている。(佐藤孝之)