佐賀)駅伝合宿の「聖地」で語る「いだてん」

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黒田健朗
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 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の主役の1人、金栗四三を演じる中村勘九郎さんらのトークショーが5月19日、佐賀県鹿島市で開かれる。金栗は箱根駅伝ゆかりの人物。鹿島市には近年、箱根出場大学が合宿に訪れていて縁もあるという。

 金栗は熊本県出身で、日本が初参加した1912年のストックホルム五輪でマラソンに出場。箱根駅伝を提唱した人物でもある。トークショーには中村さんのほか、東京高等師範学校徒歩部部長の可児徳(かにいさお)役の古舘寛治さんや、金栗の後輩の茂木善作役の久保勝史さんも出演を予定している。

 イベントは県、鹿島市主催で、NHK佐賀放送局共催。担当する県企画課の円城寺雄介さんは「鹿島市はまさに箱根駅伝合宿の『聖地』なんです」と話す。鹿島市などによると、2011年に市内であった「公認鹿島祐徳ロードレース」に駅伝出場大学の選手たちが参加。その際に関係者が陸上競技場に隣接するクロスカントリーコースなど環境を評価したことから、合宿の誘致をしている。

 毎年5~6校が合宿をしてい…

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