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 プロ野球の数々の球団で監督を務めた野村克也さん(83)は2017年12月、妻の沙知代さん(享年85)を亡くしました。今でも「先に逝かれると思わなかった」「男の弱さを痛感している」とぼやいています。配偶者を亡くした喪失感を、野村さんはどう乗り越えようとしているのでしょう。(聞き手・有近隆史)

 ――沙知代さんが亡くなった後、どんな心境でしたか。

 男は弱いと言うけれど、それを痛感してますよ。朝起きても話し相手がいない。毎日何をして生きて行けばいいんだろう、そんな手探りばかり。マイナス思考の典型ですね。少しはましになったけど、今でも感じます。

 人には言えないことも女房なら言える、ということがあるでしょう。愚痴とか。世の男性も、話し相手がいないというのはどんな気分か、考えてみた方がいいね。

 やっぱりね、女性は強いですよ。僕は3歳のときに父親が戦死して母子家庭でしたけど、がんに2回かかっても生き延びた。すごく貧しかったけど、僕と兄を育てたんだから。サッチー(沙知代さん)も口癖は「大丈夫よ」。何があってもそう言うんだから、このプラス思考はたいしたもんですよ。

 ――現在は毎日をどう過ごされていますか。

 ありがたいことに、俺の話を聞…

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