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 沖縄に拠点を置く米海兵隊の中で、ある部隊のことが気になっていた。「第31海兵遠征部隊」(31MEU)。有事の初動対応などを担う海兵隊の中核だ。キャンプ・ハンセン(沖縄県金武(きん)町など)に司令部を置き、米軍普天間飛行場(宜野湾市)を日常的に使う。名護市辺野古に新しい基地施設が建設されれば使うことになる。そもそも、なぜ沖縄にいて、どんな活動をしているのか。抑止力の中核なのか、そうではないのか。かつての司令官たちを米国に訪ねて本音を聞き、垣間見えた部隊の素顔とは――。

 記録的な大寒波の到来を前にした1月末。私は、米国中部ケンタッキー州のボーリンググリーンという街にいた。人口約6万人。待ち合わせ場所のホテルに、紺のスーツ姿の男性が現れた。

 ジェリー・ハンブル氏(71)。外は太陽が厚い雲に覆われ、凍えるような寒さなのに、コートも羽織っていない。胸には星条旗のピンバッジ。背筋をぴしっと伸ばしたまま、沖縄時代を振り返り始めた。

 ハンブル氏は31MEUの初代…

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