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 長野県議選が29日、告示され、統一地方選が始まった。地方議員に力を入れてほしいのはどんな政策ですか? どんな思いを一票に託しますか? 各地で聞きました。

子の医療費 無料化を 松本市・和田三菜美さん(25)

 病院の窓口業務をしていて気になるのが、子どもの医療費の窓口負担です。1回の受診で最大500円。通院機会が多い子の家庭には、これでも負担だと思う。他県では無料のところもあり、県内もそうしてほしい。国民健康保険に関する金銭的負担で困窮する人も多いと聞きます。国や県が力を入れれば助かる命はあります。誰でも医療を受ける権利があり、それを徹底してほしいと思います。

介護現場 目を向けて 御代田町 美斉津康弘さん(46)

 ケアマネジャーになって11年。介護現場の人手不足は深刻です。きつい仕事と安い給料。「社会の役に立ちたい」と志しながら、泣く泣く去っていった仲間もいます。国もやっと処遇改善に乗り出しましたが、まだまだ不十分です。僕らの声は小さい。でも、希望に燃えて働く介護スタッフがいてこそ、老後の安心、家族の安心がある。そのことに、候補者も有権者ももっと目を向けてほしい。

観光客集める政策を 長野市 飯島尚樹さん(22)

 埼玉の大学を卒業し、この春から地元にUターン就職します。空気がきれいで、美しい景色や温泉もある長野県が私は好きです。自然をいかして、全国から多くの観光客が集まるような取り組みを、県や県議になる人たちには進めてほしいです。SNSで若者へのアピールに力をいれる自治体は各地にあります。長野も若い人たちがたくさん来るようになったら、より活気づくと思います。

教師の負担減らして 飯田市 吉田綾子さん(64)

 長く教員をやっていたので、子どもたちが気になってしようがありません。きちんと向き合えば、子どもは伸びます。ところが今の教師はあまりにも忙しい。それも印刷、学級会計などの事務に追われています。負担軽減のため、事務を肩代わりする人を雇う予算をぜひ県独自で付けてほしい。それがあれば教師に1日数時間の余裕ができます。子どもと向き合う時間を増やすことができます。