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 電子は電気を持つ。そして、コマのようにくるくるまわっている。電子の移動で起きる電気の流れ=電流を利用する技術がエレクトロニクス。20世紀の科学技術の礎となった。現在は、電子のもう一つの性質「回転(スピン)」も利用した新しい技術・スピントロニクスの研究開発が進んでいる。その重要な鍵を握る「回転の向き」のふるまいの解明に、岡山大の大学院生が成功した。次世代コンピューターなどスピントロニクス技術につながる発見という。

 岡山大大学院生の藤原弘和さん(27)と横谷尚睦・異分野基礎科学研究所教授らの研究グループの成果だ。

 金属は電気を通す性質がある。一般的な金属では、その時流れる電子の回転の向きはばらばらだが、ごく一部の金属では一方向にそろって流れる。この性質を持つ金属を「ハーフメタル」と呼ぶ。電子の回転の向きがそろった電流は、向きによって使い分けるなど、現在の電流よりも高度な機能を担える。

 ただし、ハーフメタルでも回転…

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