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 雪上を歩くために立山で1千年以上使われたといわれ、全国の登山愛好家が愛用する「立山かんじき」。昨年、唯一の職人が引退したが、タイヤ販売会社の社長をしていた男性が後を継ぐことになり、「立山の登山文化を後世に残したい」と意気込んでいる。

 3月下旬、立山連峰を望む富山市内の工房で、荒井高志さん(61)が、クロモジなどの雑木を煮て柔らかくし、U字形に曲げる作業を始めた。まだ、曲げる時に裂けたりゆがんだりして廃棄する木も多い。「一つとして同じ材料はないから経験を積まないと」と荒井さんは作業を続けた。

 U字形にした木は約2カ月間乾燥させ、二つを組み合わせて楕円(だえん)形にする。雪面に刺さるナラ製の「ツメ」を付け、針金と麻縄で縛ればかんじきは完成。荒井さんは「自然を相手にした、ものづくりの厳しさと楽しさを日々、学んでいる」と話す。

 立山のふもとの立山町芦峅寺で…

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