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 「日本の企業と政府に、働き手に対する責任を持つよう強く求めたい」

 国別で最多の技能実習生を送り出しているベトナム。北部バクザン省に暮らすブー・ゴク・トゥイさん(38)は29日、朝日新聞の取材に訴えた。今年2月、実習生として日本で働いていた妻のグエン・ティ・チャンさん(当時34)を病気で亡くした。11歳と5歳の子どもを抱える。

 チャンさんは2016年7月から青森県内の農業関係の企業に派遣され、農作物の包装などを担当していた。昨年12月、頭痛と発熱で仕事を休むようになった後、状態が悪化。同月下旬に入院し、脳出血と診断された。1月にトゥイさんが駆けつけた時には意思疎通は図れなくなっていた。2月に息を引き取った。

 「派遣先がもっと心配してくれていたら、妻は今も生きていたかもしれない。なぜもっと早く病院に連れていかなかったのか」。トゥイさんは、妻が2年半も懸命に働いた派遣先が、思いやりや責任感を持っているとはまったく感じられなかった。看病のため滞在費用が150万円ほどかかったが、会社は一切負担せず、宿泊費や航空券などを負担してくれたのはベトナムの送り出し機関だった。

 トゥイさんは多くのベトナム人…

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