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 元彦根城博物館学芸員の野田浩子さんが、江戸時代に朝鮮王朝から日本へ派遣された外交使節団「朝鮮通信使」が彦根で受けたもてなしを調べた「朝鮮通信使と彦根~記録に残る井伊家のおもてなし」(サンライズ出版)を刊行した。

 朝鮮通信使は1607(慶長12)年から1811(文化8)年まで12回来日し、江戸まで行った10回は往復とも彦根に宿泊した。朝鮮国王の国書を託された正使以下、約400~500人に達したという。

 朝鮮通信使については、近年ゆかりの各地で研究が進み、2017年にはユネスコ(国連文化科学教育機関)の「世界の記憶」に県内からも資料が登録された。しかし、彦根での交流に関する掘り起こしは進んでおらず、野田さんは通信使の記録と彦根に残る資料を探し、本にまとめた。

 通信使は彦根でのもてなしを「…

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