「次の時代も戦争がない時代であってほしい」。自宅のテレビで新元号の発表を聞いた沖縄県宮古島市の根間平成(ねまへいせい)さん(85)は、平和への願いを新たにした。

 根間さんは1933(昭和8)年、「平」の字を名前に入れる家系に生まれ、成功への願いを込めて「平成」と名付けられた。誕生日は天皇陛下と約1カ月違い。幼いころの戦争の記憶は今も鮮明に残る。

 太平洋戦争末期、宮古島は空襲や艦砲射撃に襲われた。飢餓やマラリアも深刻だった。10歳だった根間さんは、空襲を避けるため家族と浜辺の洞穴などを転々とし、夜は月明かりを頼りに畑で芋や野菜を掘り起こして食べた。戦後も、食糧難に苦しんだ。海に沈んだ船にあった腐った米を食べて命をつないだ。

 そんな根間さんは、激戦地を訪問し、慰霊を続ける天皇陛下の姿に共感してきた。2004年に陛下が宮古島を訪れた際には、通りに出て日の丸を振った。

 昨年12月、陛下は記者会見で…

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