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 早朝5時すぎ、家族6人が眠る民家にロケット弾が直撃した。家は崩れ落ちたものの、屋内にいた家族に死者はなかった。3月25日、イスラエルで起きた出来事だ。住人たちの命を守ったのは、災害大国・日本でも一部を応用できそうな「備え」だった。

 イスラエル中部の集落ミシュメレットにあるその平屋建て民家は家屋の中心部が完全に崩れ落ち、屋根は骨組みだけになっていた。「全員が助かったなんてミラクルだ」と近所の男性は言った。

 家族6人が軽いけがをしたが、重傷者はない。イスラエル軍は、ロケット弾は、パレスチナ自治区ガザ地区からイスラム組織ハマスが発射したと発表した。

 事件から2日後、被災現場で住人のダニエル・ウルフさん(31)が取材に応じてくれた。ウルフさんがサイレンの音で目を覚ましたのは、午前5時20分ごろ。慌てて妻と2人の娘たちを「セーフルーム(防護室)」に連れ込むと、両親の眠る寝室へ向かった。「早く逃げて!」と伝え、自らも防護室に駆け込んだ。

 直後、爆発音が響いた。一瞬の静寂の後、母の叫び声が聞こえた。母は防護室まで1メートルほどのところで、気を失って倒れていた。

 一家の命を救ったのは何だったのか――。

 一つ目は、危機を知らせるサイ…

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