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 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が2017年にマレーシアで殺害された事件で、殺人罪に問われた実行役のベトナム人のドアン・ティ・フォン被告(30)の公判が1日、クアラルンプール近郊の裁判所であった。裁判官は禁錮3年4カ月の有罪判決を言い渡した。これまでの勾留期間が刑期に算入され、来月にも釈放される見通しだ。

 検察側はこの日、まずは罪名の変更を提案した。死刑もあり得る殺人罪から、危険な凶器を用いた傷害罪(最大禁錮10年)へ、罰則の軽い罪に変える案だ。これを弁護側と裁判所が受け入れ、フォン被告が罪状を認めて、判決に至った。

 裁判官は「反省しており、犯歴がない」と量刑の理由を説明。「(罪名変更は)とても幸運で、感謝すべきだ」と述べた。判決後、法廷内のベトナム大使館関係者らからは大きな拍手がおきた。

 刑期にはこれまでの勾留期間などが算入される。弁護士によると、態度が良好な受刑者は刑期が3分の1ほど短縮されるのが通常で、フォン被告が5月初旬にも釈放される見通しだという。判決後、フォン被告は法廷内で記者団に問われ、「公正な判決でとてもうれしい」と述べた。釈放後の展望については笑顔でこう述べた。「歌いたい。女優になりたい」

 法廷に駆けつけた父親ドアン・…

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