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 新元号とともに天皇に即位する皇太子さまや、現在の天皇陛下に新元号が伝えられたのは、菅義偉官房長官が発表する直前の1日午前11時半過ぎだった。

 新元号は官邸での臨時閣議で正式決定した後、杉田和博官房副長官から宮内庁の山本信一郎長官に電話で伝えられた。その後、山本長官が赤坂御用地の東宮御所で待機していた西村泰彦次長に電話。西村氏はメモを取り、一対一で皇太子さまに見せた。万葉集からの出典とも伝えた。皇太子さまはにこやかな表情で「わかりました」とこたえたという。

 天皇陛下にも同じ頃、皇居・御所で山本長官から一対一で伝えられた。「いつものような表情でお聞きいただいた」という。陛下はその後、官邸から届けられた新元号に関する政令に署名・押印した。

 安倍晋三首相はこの日、陛下や皇太子さまに面会しなかった。