[PR]

 地震などの災害で大規模火災が発生する可能性が高く、避難も困難として国が沖縄県内で唯一「著しく危険な密集市街地」に指定する嘉手納町嘉手納・屋良の通称「二番地地区」(約2ヘクタール、106世帯)について、嘉手納町が再開発を本格化させる。米軍基地に土地を接収された多くの住民が戦後住み着いた特殊な事情から権利関係が複雑で、再開発が20年以上進まなかったが、町が4月から地区内の用地買収・建物移転補償を始める方針を固めた。

 地区内の利害関係者でつくる協議会が昨年10月、計画案に初めて了承したのを受けた対応。今年1月には近隣で、1人暮らしの高齢者の木造住宅で火災死亡事故が発生、同地区に延焼しかねない事態だった。町は2020年度に共同住宅建設、米軍機事故や災害に備えた避難道路の実施設計に着手する方針。

 町の実態調査によると、一帯は築50年以上の木造住宅を中心に約85棟がひしめき、8割以上が現行の耐震基準を満たしていない。建物間を通る路地の大半は道幅が2メートル未満で緊急車両が入れず、救急用ストレッチャーや車いすが通れない箇所もある。

 工事車両が入れないため老朽化…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら