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 ファミリーマートは2日、顔認証システムなどを使って手ぶらで買い物できる「実験店」を横浜市にオープンさせた。コンビニエンスストア大手は人手不足に直面し、少ない人数で運営できる店づくりが急務。ローソンもセルフレジを全店で導入するなど、各社は対応を進める。

 ファミマ佐江戸店には、通常の売り場から仕切られて店員がいない一角がある。パナソニックが開発した顔認証システムを導入。工場が近隣にあるパナソニックの社員に限り、事前に登録された顔をカメラが読み取るとゲートが開閉する。レジ台に置いた商品の代金が、あらかじめ登録したクレジットカードから引き落とされるしくみだ。

 通常の売り場には80のカメラや赤外線センサーを設置。客の動きや棚の商品数を感知し、商品が欠品していることや、トイレの掃除が必要なことなどが店員の身につけた端末画面に表示される。点検の労力を減らすとともに、欠品によって販売の機会を逃すことも防ぐという。

 実験店で業務の効率化がどこまでできるか検証し、将来はほかの店に広げていく考えだ。ファミマの沢田貴司社長は「省力化、省人化は待ったなしで、あらゆる可能性を追求したい」と話す。

 取り組みはほかの大手でも相次…

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