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 ダム建設が計画される由利本荘市鳥海町の百宅(ももやけ)集落の姿を撮りためた写真集「ふるさとの話 水に沈む百宅集落」(秋田文化出版)がこのほど出版された。同市の三浦繁忠さん(83)=全日本写真連盟ゆり支部長=が約65年かけて撮影したものだ。三浦さんは「ダムに沈む集落の姿を、地元の人のためにも残しておきたかった」と話す。

 三浦さんによると、鳥海山のふもとにある同集落は名所・法体の滝でも知られ、昭和30年代には約130世帯が暮らしていた。「百宅」という名前には、肥沃(ひよく)な盆地のため、たくさんの家族が暮らすことができる場所という由来があったという。しかし、豪雪地帯で若者は職を求めて集落を出て、今では約30世帯に。ダムは水害対策や水源確保の目的で計画され、2015年に国が工事事務所を設置し、現在は工事に向けた準備が進められている。

 三浦さんは10代の頃から写真にみせられ、どこに出かけるときも車にカメラを積んできた。家族で農業を営むかたわら、百宅集落に数え切れないほど通った。車で1時間ほどの距離だが、雪下ろしを「雪はね」と言うなど「文化の違いがおもしろかった」という。

 「集落の風景を記憶にとどめた…

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