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 3月17日に79歳で亡くなったロック歌手、俳優の内田裕也さんのお別れの会が3日、青山葬儀所(東京都港区)で営まれた。歌手や芸能界の仲間たちが参列し、生涯「ロックンロール」を貫いた故人をしのんだ。

 「ロックンロール葬」と名付けられた会。式場前には白地に黒で内田さんのシルエットが描かれ「内田裕也 Rock’n Roll!」との言葉が付された。会場には「ローリング・オン・ザ・ロード」「朝日のあたる家」といった、かつて自身が歌った作品のほか、フランク・シナトラやエルビス・プレスリーなど、生前に内田さんが愛したという曲も流れた。

 祭壇は菊やバラなど、計1万5千本の白い花で彩られ、こちらにも大きく「Rock’n Roll」の文字。遺影はモニター画面で映し出され、内田さんの写真がスライドで披露された。愛用した杖も、祭壇近くに展示された。

 竹中直人さんやダイアモンド☆ユカイさん、浅田美代子さん、指原莉乃さんらゆかりのあった人々が参列。会の冒頭、生前最後に披露したステージの映像が流れた。「きめてやる今夜」を歌う内田さんの姿に、多くが涙した。

 芸能界の盟友を代表し、堺正章さん(72)は弔辞で「波瀾(はらん)万丈で、僕にはまねできない素敵な人生だったと思います。向こうでロックンロールをやってください。地獄の方が似合うとか言わずに、天国へ行ってください」と語りかけた。(山本悠理)