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【2015年4月10日朝刊生活面】

 22歳の時、難病で聴覚と視覚をともに失った荒美有紀さん(26)が、苦しみ、悩みながら生きてきた記録を本にした。「手のひらから広がる未来 ヘレン・ケラーになった女子大生」(朝日新聞出版)。荒さんは「幸せは、心の持ち方しだいで見つけられると伝えたい」と言う。

 明治学院大学でフランス語を学んでいた荒さんは、体中の神経に腫瘍(しゅよう)ができる病気で光と音を奪われた。病院で約1年間を過ごした後、復学。指点字などによる通訳や介助が必要になったが、大学の仲間がノート筆記や通学を手伝い、去年卒業した。

 初めは突然の障害を受け入れられず、病院で泣いてばかりいた。当時のことはつらい記憶だが、自身のカルテ開示を求め、看護師や医師らの記録も参考に本を書いた。「自分の弱い部分を見つめることは、前へ進むためにも必要でした」。執筆には点字で表示される情報端末を使った。

 荒さんは入院中、臨床心理士の…

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