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 建設業界で働く女性のための講座「けんちくけんせつ女学校」が始まった。発起人は北九州市の建設会社の女性社長。男性中心の現場で苦心してきた経験から、誰でも活躍できる建設産業にしたい、との思いが込められている。

 「建設産業は男だけでも、女だけでもやっていけない。女性が知っていて男性が知らないことはたくさんあります」

 4月23日に開校した「けんちくけんせつ女学校」。最初の授業で校長の籠田(こもりた)淳子さん(53)が、福岡や熊本、山口の建設会社などで働く15人の女性に語りかけた。

 籠田さんは、住宅などの設計や施工を手がける「有限会社ゼムケンサービス」(北九州市)の社長。この日、出席者は講義やグループワークを通じ、女性ならではの視点を生かす仕事や上司らとのコミュニケーション法について学んだ。

 熊本県の食品の店舗設計会社に勤める女性社員(36)は、男性中心の考え方に耐えられず、以前働いていた建築会社を退社した経験がある。「女性が男性に合わせるのではなく、得意不得意なことをお互いに生かし合えば、いい仕事ができる」と話した。

 北九州市の工務店の家に生まれた籠田さん。父親は大工で棟梁(とうりょう)。家では職人たちと一緒に食卓を囲んだ。現場で働きたいと思うようになり、大学受験で建築学科を志望すると父親は「女が建築なんかやってどうする。電話番かお茶くみしかできん」と猛反対。母親が「今からは手に職をもつ時代だから」ととりなし、滋賀県立短期大学(当時)の建築学科へ進学した。

 最初に入社した建設会社では、…

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