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 菅原道真をまつる京都市上京区の北野天満宮で1444(文安元)年、「文安の麴騒動(こうじそうどう)」と呼ばれる大火が起きた。天満宮の神事などに奉仕した商工業者の集まり「西京神人(にしのきょうじにん)」が放火し、少なくとも4棟の社殿が焼失した。騒動の背景を記した古文書や絵巻などを集めた「北野天満宮 信仰と名宝」展が14日まで、同市中京区の京都文化博物館で開かれている。

 展示中の同宮所蔵の文書は、いずれも国の重要文化財の「足利義持下知状(あしかがよしもちげちじょう)」「一色義範遵行状(いっしきよしのりじゅんぎょうじょう)」「酒屋(さかや)・土倉等請文(どそうとううけぶみ)」。神事に欠かせず、利権も生む酒の醸造に欠かせない麴の製造や販売に関する記録で、どれも1419年に書かれた。

 「下知状」と「遵行状」は、同宮ゆかりの西京神人に麴製造・販売を独占的に認める室町幕府の文書類。西京神人以外の京の酒屋には麴をつくらないと誓約させ、幕府の使いの前で麴づくりの道具を壊して廃業させた様を記録したのが「請文」だ。しかし、独占は長く続かなかった。

 西山剛(つよし)・京都文化博…

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