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 熊本県益城町の中学生17人が3月末、昨夏の西日本豪雨で大きな被害を受けた岡山県を訪れ、泥で汚れた写真を洗うボランティアをした。2日、町保健福祉センターで報告会を開いた。

 参加したのは、当時町立木山中学校と益城中学校の2、3年生だった17人。熊本地震後の中学生の学習支援を続けるNPO法人カタリバが引率し、3月29~31日、昨年8月の西日本豪雨で被災した岡山県の倉敷市と矢掛町を訪れ、被災し泥が流入した家屋から見つかった写真約500枚を消毒液を使って洗ったり、現地の小中学生に熊本の郷土料理をふるまったりするボランティア活動をした。

 参加当時は木山中3年で、4月から熊本マリスト学園高校に通う中村都菜さん(15)は発表で「写真はインクが消えてほとんど見えなくなっているものもあり、悲しくなりました」と報告した。豪雨災害発生直後は、中学校のボランティア委員として校内で募金活動をした。「熊本地震の時も多くの人が助けてくれた。岡山で手伝いができてよかった」と話した。(池上桃子)