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 仏紙レゼコー(電子版)は3日、仏ルノーが、ジャンドミニク・スナール会長が受け取る年間の固定報酬額を45万ユーロ(約5600万円)に決める方針だと報じた。カルロス・ゴーン前会長の約半分にあたる。スナール氏は業績連動型の株式報酬や成果に応じた報酬は受け取らないという。3日に開く取締役会で決める見通しだ。

 45万ユーロは、仏公共企業のトップに課されている報酬の上限額。仏政府のルノーに対する出資比率は15%のため、この規定に従う義務はないが、ゴーン前会長の高額報酬や、結婚式の費用の私的流用などの不透明な支出への批判に配慮したとみられる。

 一方、ティエリー・ボロレCEO(最高経営責任者)はゴーン前会長と同規模の約100万ユーロ(約1億2500万円)近くを受け取るという。(パリ=疋田多揚)