拡大する写真・図版米国との国境に立つ「壁」に沿って、米国入国を目指す移民たちのテントが並んでいた=メキシコ北西部サンルイス・リオコロラド、沢村亙撮影

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 仕事柄、これまで様々な「国境」を訪れ、またいだ。

 20年前、北マケドニア(旧マケドニア)から、当時、欧州最貧国と呼ばれていたアルバニアに陸路で入った時は、さらに30年前にタイムスリップした感覚に襲われた。中国とラオスの国境検問所はちょっとしたショッピングセンターだった。ベルギーとオランダにまたがる村では、国境線が民家や商店を縦横に貫き、その真上を住民が何事もないかのように行き来していた。

 それにしても、奇妙な国境だった。

 アメリカ南西部のアリゾナ州ユマで乗ったタクシーを降り、歩いて重い鉄製の回転ドアを抜けると、そこはメキシコだった。入国審査も税関もない。そのかわり、なんとも不思議な光景が広がっていた。

■人口5千人、歯科3…

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