【動画】小倉祇園太鼓、優雅な三拍子=貞松慎二郎撮影
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 北九州市の小倉祇園太鼓が国の重要無形民俗文化財に指定され、3月28日付で官報に告示された。他に例を見ない独特のリズムと打法が学術的に裏付けられ、太鼓芸として初めて国の重文指定を受けた。学術調査に携わった専門家による市主催の報告会が3月、北九州芸術劇場であり、来場者は歴史と文化財的価値について理解を深めた。

 音楽的特徴を掘り下げたのは、民族音楽学などが専門の山本宏子・岡山大教授。「小倉祇園太鼓の最大の特徴は三拍子」と語り、西洋音楽のワルツや韓国音楽の三拍子とは違い、「世界的に見ても非常にまれな音の取り方」という。小倉祇園太鼓の芸態を表すのに適当な言葉は「勇壮」よりも「風流」とし、「リズムの複雑さと優雅さに誇りを持って受け継いでほしい」と呼びかけた。

 日本民俗学が専門の段上(だんじょう)達雄・別府大教授は、福岡県の有形民俗文化財として現存する5基の山車(山鉾)が「江戸の祭礼文化の系譜につながる」と指摘。古い形式の「一本柱万度型」と呼ばれる山車は元々、江戸三大祭りに数えられる山王祭などで成立したもので、江戸と小倉の興味深い接点を解説した。

 6日から北九州で先行公開され…

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