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 9日に投開票されるイスラエル総選挙を控え、続投をめざすネタニヤフ首相が、外交成果の宣伝に懸命だ。米国やロシア、ブラジルの首脳と相次いで会談し、愛国姿勢を強調している。アピール戦略が実り、苦戦していた選挙戦の世論調査では、与党が優勢に転じている。

 ネタニヤフ氏は4日、モスクワを訪れ、イスラエルによる1982年のレバノン侵攻で行方不明になった自国兵士の遺骨が引き渡されたことを公表した。遺骨はロシアがレバノンの隣国シリアで見つけて保管。ネタニヤフ氏は2年前に、シリア内戦に関与を続けるプーチン大統領に兵士の捜索を頼んでいたという。

 イスラエルは米国の同盟国だが、ネタニヤフ氏はプーチン氏との会談で、「我々の間の友情は、我が国にとって非常に大切だ」と語った。帰国後には兵士の葬儀にも参列し、国内で好意的に大きく報じられた。

 パレスチナ問題の当事者でもあるイスラエルで、有権者は伝統的に安全保障政策への関心が高い。このため、ネタニヤフ氏は投票を約2週間後に控えた先月25日、訪米先のワシントンでトランプ大統領と会談。イスラエルが占領するゴラン高原について、歴代米政権の方針とは異なる「主権の承認」を引き出した。

 さらに、同31日にはブラジル…

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