水野梓
〈ゴールテープはなくても 晴れゆく道はある〉。音楽クリエーターのヒャダインさん(38)は多才ぶりが脚光を浴びる裏で、人知れず乾癬(かんせん)の症状に苦しんだことがある。見た目も気にしてふさぎ込んだ時もあった。〈この肌を誇ろう〉。制作した応援ソングのサビの歌詞には、同じ病気に悩む患者の力になればという思いを込めた。
「かゆくて赤みのある肌を誇るなんて無理だって思うかもしれない。でも、頑張っている自分のことを誇ってあげてほしい。できるだけ前向きに病気と向き合えればいいなと思います」。インタビューでヒャダインさんはこう語った。
症状が出始めたのは2012年ごろ。皮膚に赤く盛り上がった発疹ができた。「最初はじんましんかなと思って。でも1カ月もしないうちに、かゆみがひどくなって、うろこみたいに皮膚がはがれてきました」
その前年にヒャダイン名義でメ…
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