【動画】台風で大枝が折れたが花を咲かせた淡墨桜=山野拓郎撮影
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 樹齢1500年以上とされる国の天然記念物・淡墨(うすずみ)桜(岐阜県本巣市)が満開を迎えた。昨年の台風で大枝が4本も折れて心配されたが、今年も見事な花を咲かせた。これまで何度も枯死の危機を乗り越えてきたエドヒガンは、今回も多くの善意によって守られた。

 「咲いてくれるかどうかずっと心配だった。今年も咲いてくれて本当に感動した」。桜の近くにある「さくら資料館」で見守ってきた樽井一夫さん(71)は、うれしそうに話した。

 淡墨桜は、昨年9月の台風21号で直径20~30センチ、長さ6~8メートルの大枝4本が折れた。「これだけの被害は伊勢湾台風以来」と言われ、今年の開花が危ぶまれた。

 桜の危機に、市民が動いた。被災直後から寄付の申し出が相次ぎ、市への寄付金は500万円を超えた。桜の保護を使い道に指定したふるさと納税には、返礼品がないにもかかわらず、県内外から90人以上の申し込みがあった。集まった資金によって、木に徹底した治療が施された。折れた部分が腐らないように薬を塗り、根には成長ホルモンを投与。支柱もワイヤで補強した。

 淡墨桜は昭和20年代、シロア…

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