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 山梨県韮崎市出身で宝塚歌劇団を創設した小林一三(1873~1957)が書いたはがき3通が見つかり、5日、市に寄贈された。

 寄贈したのは西武文理大特命教授の内田孝さん(80)。2年前、東京・神田の古書市で偶然発見したという。

 いずれも歌劇団初期の劇作家・堀正旗にあてたはがきで、「執筆中の原稿の筋書きを知りたい」という内容など。消印から昭和5(1930)年に出されたものなどがあった。

 内田さんは「宝塚の隆盛化をはかろうとする意欲がみなぎっている」と評価。韮崎市にはこれまで小林直筆の書簡はなく、市の担当者は「貴重な資料。後世にしっかりと残せるよう、公開方法を考えたい」と話していた。(曽田幹東)